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旭川市旭山動物園は銀座で3D映像を常時放映
旭川市旭山動物園(北海道)は2010年1月17日まで、動物たちを3D映像で紹介する「ハイビジョン旭山動物園」を東京のソニービル(中央区)で実施する。約9分間の映像を常時放映するほか、飼育員による親子対象の無料出張授業などのイベントも開催する予定である。(北海道新聞2009年12月11日)
旭川市旭山動物園は、凍結あざらしプールでエンリッチメント大賞受賞
旭川市旭山動物園(北海道)は、動物園・水族館の飼育環境向上を表彰するエンリッチメント大賞を受賞した。同園「あざらし館」のプールは、夜間に水の循環を止めて大量の雪を投入して水温を下げるなど、3年がかりで工夫を重ねることにより、流氷の海を再現することに成功した。(北海道新聞2009年10月13日)
休館中の余市宇宙記念館、規模縮小し再開へ
運営難により2008年12月に休館した余市宇宙記念館(スペース童夢)(北海道余市町)は、2010年4月中をめどに再開する。体験型観光施設から、宇宙開発・地球環境をテーマにした学習施設とし、運営規模を縮小する。入館料を引き下げ入場者増を図り、営業が軌道に乗るまでは町が赤字を穴埋めする。また、指定管理者による運営も検討される。(読売新聞2009年10月2日)
釧路市動物園の全面広告を描いた路線バスが運行
釧路市動物園(北海道)の全面広告を描いた路線バスが、2009年7月17日より運行する。同市中心部の路線や動物園経由の路線を走るバス2台に、生まれつき四肢に障害があるアムールトラのココア・タイガの写真と応援メッセージが描かれている。バスに乗った子どもたちには2頭のキャラクターシールが無料プレゼントされる。(北海道新聞2009年7月18日)
札幌市円山動物園のホームページはアクセス急増、動画やブログで内容充実
札幌市円山動物園(北海道)のHPへの2008年度アクセス数は250万件で、前年度比で55万件増加した。入園者数では約4倍の旭川市旭山動物園を上回り、動物園のHPでは全道一。同園の分析によると、ホッキョクグマ双子の動画や飼育員のブログなど内容が充実していることに加え、毎日1、2回更新していることがアクセス急増の要因。(北海道新聞2009年7月18日)
大人・都市型路線を歩む札幌市円山動物園、飼育員らの工夫で活況
入園者減少や赤字に悩んでいた札幌市円山動物園(北海道)は2006年より運営を見直し、都市型動物園を目指すようになった。大人を意識して、園内にカフェやコンビニを設けたり、夜の園内で動物の行動を観察するイベントなどを企画するなどした。鷹匠体験など飼育員たちの創意工夫によるイベントを始め、お気に入りの動物のサポーターになる制度や年間パスポートも好評である。ホッキョクグマの双子誕生も追い風となり、2008年度は70万人を突破した。(読売新聞 2009年4月26日)
札幌のホテルは、札幌市円山動物園を応援するプロジェクトを開始
札幌グランドホテル(北海道)は、札幌市円山動物園を応援するプロジェクトを開始した。同園のアドバイスを受けて、ホッキョクグマの双子の赤ちゃんをモチーフにしたパンをホテル内で販売、売り上げの一部をホッキョクグマたちの餌代として贈呈する。今後、動物園入場券付き宿泊プランやシロクマをイメージした客室なども計画している。(朝日新聞 2009年4月18日)
札幌市円山動物園は年間パスの販売好調、双子クマの写真が人気
札幌市円山動物園(北海道)が2008年度に販売した大人用年間パスが好評である。動物のイラストの代わりに、同園で生まれたホッキョクグマの双子の赤ちゃんの画像を使ったところ、前年同期の1.7倍にのぼる売り上げになった。(朝日新聞 2009年4月11日)
釧路市こども遊学館の入館者数、開館以来4年連続で10万人超え
釧路市こども遊学館(北海道)の入館者数が、2005年の開館以来4年連続で10万人を超えた。2008年度は前年比約1200人増の10万6,258人。同館の学芸員によると、スタッフの企画力に加え、市民ボランティアの協力が大きいという。(釧路新聞 2009年4月8日)
札幌市円山動物園で不登校児童が飼育体験、癒し効果を確認
札幌市円山動物園(北海道)は、動物とのふれ合いのセラピー効果を確かめようと、市教育委員会と共同で、不登校児童計27人を招待して飼育係の仕事を体験してもらった。子どもたちは次第に飼育係に積極的に質問するようになり、笑顔も戻ってきた。2009年度も試行を続け、効果や課題をさらに分析し、動物園の癒しの活用方法を探る。(朝日新聞 2009年3月17日)
苫小牧市博物館にあんどん型展示ケース、陶芸展実行委が寄贈
中央部分に厚いガラスがはめ込まれ、四方から展示物を観賞できるあんどん型展示ケース二基が、苫小牧市博物館(北海道)に寄贈された。2008年秋に同館で開催された「出光美術館板谷波山展」の実行委員会が、同展の入場収入等から経費を差し引いた剰余金で購入した。(苫小牧民報 2009年2月27日)
札幌市円山動物園は、身障者用トイレに大人用おむつ交換台を設置
札幌市円山動物園(北海道)は、園内の身障者用トイレに、大人も利用できるおむつ用の簡易ベッドを設置した。同園で研修中の養護学校教諭が、高齢者や車いす利用の障害者の入園が多いことに驚き、設置を提案した。(北海道新聞 2009年2月20日)
市立室蘭水族館の館長ら、鶴岡市立加茂水族館で研修
市立室蘭水族館(北海道)の館長ら二人が、クラゲの展示世界一を誇る鶴岡市立加茂水族館(山形県)で研修する。クラゲ飼育や展示のノウハウを習うほか、閉館寸前から立ち直った加茂水族館の再生秘話を聞き、運営に役立てる。(室蘭民報 2009年2月20日)
旭川市博物館は、昭和30年代を追体験する参加型空間を設置、ガイドはボランティア
旭川市博物館(北海道)は、2008年11月に、戦後から昭和30年前後の旭川の暮らしを追体験する「時間迷路ゆきんぼ」を設けた。子どもたちに当時の遊びや生活を教えるのはボランティアで、比較的年配者が多い。遊び道具や昔の生活道具も全て市民が寄贈した。(北海道新聞 2009年2月20日)
札幌市円山動物園で学童保育、市内の主婦有志と協力
札幌市内の主婦有志が合同会社を設立し、札幌市円山動物園(北海道)を主会場に学童保育を始める。同園正門に隣接する研修施設「動物園プラザ」を拠点に、毎週2日間、羊の毛刈りや昆虫調査等、四季に応じた体験学習を行う。講師は、道内各地で自然体験学校を運営するNPO法人のメンバーが担当する。(北海道新聞 2009年2月3日)
札幌市円山動物園は、西興部村と相互協定。野生生物の生態研究や自然体験ツアー等
札幌市円山動物園(北海道)は、2009年1月、網走支庁西興部村と相互協力協定を締結した。同園は村内に生息する小動物の生態を調査し、道内の小動物を飼育する際のデータとして活用したり、札幌から同村への自然体験ツアーや同村の子どもたちの同園訪問などが計画されている。(朝日新聞 2009年1月30日)
アイヌ民族博物館は観光協会と連携し、海外客へPR活動
アイヌ民族博物館(北海道白老町)と白老観光協会は、ニセコ町と倶知安町で誘客PR活動を行う。海外のスキー客でにぎわうニセコアリアで、アイヌ古式舞踏等アイヌ文化を紹介し、博物館への入場者増を図ることをねらっている。(室蘭民報 2009年1月21日)
足寄動物化石博物館友の会は法人化へ、指定管理者も視野に
足寄動物化石博物館(フォストリーあしょろ)(北海道足寄町)の友の会「デスモクラブ」は、2009年度中のNPO法人格取得を目指し、3月に設立総会を開催する。町が指定管理者制度導入を検討していることから、受け皿となるためにも法人格が必要と判断した。会員数は町内外に約100人。(十勝毎日新聞 2009年1月8日)
旭川市旭山動物園はシンガポール動物園と希少種繁殖で提携へ
旭川市旭山動物園(北海道)とシンガポール動物園は2009年春より、絶滅のおそれがある動物の保護や繁殖に協力して取り組む。旭山はオランウータンのオスを譲渡し、シンガポールは将来生まれる子どもを旭山へ渡す。動物園同士が保護・繁殖で提携する試みは日本の動物園で初めてという。(北海道新聞 2009年1月3日)
釧路市立美術館の来館者、13年ぶりに年間3万人に
釧路市立美術館(北海道)の2008年度来館者が13年ぶりに3万人に達する見込みである。エッシャー展等の特別展、音楽と美術を組み合わせた企画、市民による作品のボランティアガイド等が人気の要因と見られている。(釧路新聞 2009年1月1日)
幕別町ふるさと館、隣接ホテルの宿泊客の来場者増
昨年頃から、幕別町ふるさと館(北海道)を訪れる十勝幕別温泉グランヴィリオホテルの宿泊客が目立ってきている。宿泊客への同館のPRはこれまで、ホテルに置かれたパンフレットだけだったが、近年、ホテル側が、宿泊客に同館を勧めているのが理由のよう。台湾や韓国からの観光客も来館。同館を管理する幕別町教育委員会は「幕別のPRにつながる」と歓迎。(十勝毎日新聞 2008年12月11日)
市立小樽文学館で手作りの「小樽文学全集」刊行
市立小樽文学館(北海道小樽市)の「製本教室」に通う受講生が手作りした「小樽文学全集」(全10巻)が完成し、発売された。主に大正から昭和初期の作品が収められ、現在入手が極めて難しい本も入っている(読売新聞 2008年11月4日)
学芸員の育成や博物館、資料館を支援する「中村博物館学研究所」立ち上げ
北海道開拓記念館(札幌市)などで学芸員をつとめ、アイヌ民族博物館長(北海道白老町)を8日に退職した中村斎(いつき)さん(76)が、学芸員の育成や博物館、資料館を支援する「中村博物館学研究所」立ち上げた。「学芸員の有資格者を募り、博物館や資料館に派遣する”学芸員バンク”も作りたい」とのこと。(朝日新聞 2008年10月18日)
旭川市旭山動物園が出版物などの監修を依頼された際、監修料を受け取れる形に
旭川市議会は、旭川市旭山動物園(北海道)が出版物などの監修を依頼された際、監修料を受け取るための仕組みを整備する考えを示した。2006年度、2007年度、同動物園は監修料を受け取る規定がなく、「監修料」に替え、寄付金や物品の寄贈を受けた。(北海道新聞旭川版 2008年10月4日)
アイヌ民族博物館が「デジタル絵本」を制作、ホームページで公開
アイヌ民族博物館(北海道白老町)は、1970年代からアイヌのお年寄りにウエペケレ(昔話)やユーカラ(叙事詩)などを語ってもらい、テープに収録してきた。今回、そのうち7話を選び、アイヌ語研究者らの協力も得て文字に起し、和訳し、「デジタル絵本」を制作、ホームページで公開した。(日本経済新聞 2008年9月20日)
釧路市動物園の来園者数が7月下旬以降急増
釧路市動物園(北海道)の来園者数は、国内初の人工保育を実施したアムールトラのココア・タイガの1日限定公開や、フンボルトペンギンを公開した7月下旬から急増している。また、8月には国内で初めての絶滅危惧種クマタカの人工ふ化に成功したと発表。6月末時点で前年同期比約8千人減だったが、8月末時点には、前年同期比プラスに。(北海道新聞釧路版 2008年9月5日)
夕張市美術館の友の会を市内の画家や書家らが発足
加森観光が指定管理者となって運営している夕張市美術館(北海道)を守ろうと、市内の画家や書家らが支援組織「夕張市美術館支援友の会『アートの森』」を発足させた。同会は、屋根の修繕や雪下ろし、募金活動などや、作品に触れる機会を増やす企画を提案。(朝日新聞 2008年9月3日)
旭川市旭山動物園は、シム・シメール氏をアートアドバイザーに委嘱
旭川市旭山動物園(北海道)は、米国在住で環境をテーマに絵画を創作しているシム・シメール氏をアートアドバイザーに委嘱する。シメール氏は環境保全活動をしており、野生保護動物などについての同動物園の方針に共鳴。アートアドバイザーとして、野生動物保護や環境保全の取り組みなどについての助言や、自作絵本の読み聞かせや動物観察会などを開く予定。(北海道新聞旭川版 2008年9月3日)
アイヌ民族博物館は夜間特別プログラムを実施、8日間で国内外から700名が来館
アイヌ民族博物館(北海道白老町)は、夏の観光シーズンに合わせて夜間特別プログラム「ポロトコタンの夜」を実施し、8日間で国内外から約700名が来館した。博物館見学と古式舞踏公演から成る同プログラムは、2003年度から実施され、集客効果を上げている。2008年度は初めて多言語ガイドシステムを活用したツアーを取り入れ、11カ国から80名が参加した。(苫小牧民報 2008年8月20日)
札幌市円山動物園は園内にコンビニ開店、グッズも販売
園内に出店するコンビニ業者を公募していた札幌市円山動物園(北海道札幌市)に、2008年7月30日、セブンイレブンが開店した。動物園内にコンビニが設けられるのは全国初。ぬいぐるみ等同園のグッズも23種類販売されている。園内、園外いずれからも入店できるように入口は2つ設けられ、園内入口は閉園時間で閉じるが、店舗は24時間営業・年中無休。(毎日新聞 2008年7月31日)
信金が旭川市旭山動物園寄付つき預金を販売、ゾウ購入の資金に
旭川信金は、預金額の0.1%相当分を旭川市旭山動物園(北海道)に寄付する定期預金を2008年9月から2009年1月末まで販売する。寄付金は、ゾウを購入し群れで飼育するという同園の将来構想に充てられる。預入金額は30万円以上1千万円以内で、預金者には動物園グッズが当たる特典がつく。(北海道新聞 2008年7月29日)
釧路市立美術館のキャラクター、市生涯学習センターの飲食店メニューに登場
釧路市立美術館(北海道)のキャラクターの焼き印を押したホットケーキ等が、同市の生涯学習センターの飲食店に登場し話題になっている。焼き印は、キャラクターを生んだ同館学芸員の発案による。同館で開催中の絵本展を見た子どもにアイスクリーム無料券を配布、アイスクリームに添えられているビスケットにもキャラクターの焼き印が押されている。(北海道新聞釧路版 2008年7月26日)
旭川市科学館は実験ショーを開催、全国から実験の達人を招聘
旭川市科学館(北海道)は、夏休み期間の毎週末に、実験ショー「夏休みドリームサイエンス」を開催する。同館職員が市内理科教諭からの聞き取りやインターネットで調べ、大学等の教員や企業役員等、珍しい科学実験をする達人たちを講師に招き、燃料電池の仕組み等をテーマに、親子で科学の面白さに親しんでもらう。(北海道新聞旭川版 2008年7月25日)
三浦綾子記念文学館は、三浦文学の舞台を地図に
三浦綾子記念文学館(北海道旭川市)は、作家・三浦綾子氏の小説に登場する市内・近郊の施設等を1枚の地図にまとめ、千部印刷した。ポケットサイズの地図には「氷点」等に登場する病院や教会等が記載されている。好評なため、増刷して市民や観光客に販売することも検討されている。(北海道新聞旭川版 2008年7月24日)
札幌市円山動物園は、夜の動物園に障害者を招待
札幌市円山動物園(北海道札幌市)は、2008年7月19日午後5時半から、外出の機会が少なくなりがちな障害者とその家族、介護者を無料で招待する。ボランティアが移動などを手伝い、飼育員が各施設で解説する。同園はバリアフリーについて参加者から意見を聞き、今後の施設整備に生かす。(毎日新聞 2008年7月17日)
帯広市おびひろ動物園の飼育員ブログが人気、動物の様子を逐一報告
帯広市おびひろ動物園(北海道帯広市)が2008年1月に開設した「飼育員のブログ」は、約半年でアクセス数が12万件を突破した。飼育員6名が担当し、ほぼ毎日更新。飼育員の視点に立って、動物たちの姿や動物園での出来事を逐一報告している。(十勝毎日新聞 2008年7月16日)
札幌市円山動物園の整備計画、経産省の「次世代エネルギーパーク」に認定
経済産業省は、太陽光発電の普及啓発を図る事業「次世代エネルギーパーク」に、札幌市円山動物園(北海道札幌市)の整備計画を認定した。石油代替の新エネルギーを利用した体験施設や設備の整備計画を自治体から募り、認定やPR支援を行うもので、動物園の認定は全国初である。(北海道新聞 2008年6月4日)
宮尾登美子文学記念館は、運営が指定管理者から市に変更、入館料が無料に
宮尾登美子文学記念館(北海道伊達市)は、2008年度から運営が指定管理者から市直営に変わり、教育施設と位置づけられ、入館料が無料になった。管理運営する市噴火湾文化研究所では、ボランティアの意見を聞きながら今後の展示内容を考える方針であると述べている。(室蘭民報 2008年4月2日)
標津サーモン科学館は館長を全国公募、住宅を無償貸与
標津町(北海道)の町営水族館「標津サーモン科学館」は、民間のノウハウによる集客増をねらい、館長を全国から公募する。新しい館長の雇用期間は2008年5月1日から3年間で1年更新、実績に応じて4年目以降の契約延長も可能。年俸は約500万円で、住宅は無償貸与される。(読売新聞 2008年3月10日)
JR北海道は、人気列車「旭山動物園号」の車両と運転日を増加
JR北海道は、2008年4月末より札幌−旭川駅間を走る特急列車「旭山動物園号」の車両と運転日を増加する。旭山動物園(旭川市)の人気も手伝い、全席指定の同列車は、2007年の運行開始時よりほぼ満席の状態が続いていた。車両を1両増結することにより、座席総数が160席から224席に増加するとともに運転日も増え、行楽客にアピールする。また、車両の動物イラストも増やす予定で、より親しみやすくなる。(読売新聞 2008年3月9日)
七飯町歴史館の年間入館者数は開館以来右肩上がり、2007年度は過去最多
七飯町歴史館(北海道)の年間入館者数は2008年2月上旬で既に、過去最多を記録した2006年度入館者数21,877人を越えた。同館の年間入館者数は、1998年の開館初年度以降徐々に増加を続けていたが、2005年度にメッセージ性や見やすさを追求、配置に工夫を凝らした展示・プログラムの実施等大幅な見直しを行った。2007年度の入館者増の要因として、夏に開催したロビー展、秋の特別展、町外への親子への周知が挙げられている。(函館新聞 2008年2月29日)
北海道立近代美術館は、展示作品をiPodにダウンロードできるサイトを開設
北海道立近代美術館(札幌市)は、展示作品をiPodにダウンロードできるサイトを館HP内に開設した。開催中の浮世絵作品展の一部と、絵が描かれた時代背景を学芸員のナレーション付きで紹介。この試みは、2007年6月の作品展で音声ガイドにiPodを貸し出したのが好評だったことを受けて企画された。(北海道新聞 2008年2月28日)
札幌市円山動物園は、動物のオーナー会員を募集
札幌市円山動物園(北海道)は、2008年2月より「アニマルファミリ−制度」を導入する。年会費を納め、ホッキョクグマ、ライオン、チンパンジー等から好きな動物のオーナーになると、選んだ動物の近況報告が定期的に電子メールで送られたり、誕生会や担当飼育員の裏話が聞ける講演会に参加できる。年会費はエサ代として使われる。同様の制度を取り入れ、年間500万円以上の収入を得ている動物園もある。(読売新聞 2007年12月14日)
苫小牧市博物館で地元の高校が社会・理科合同巡検を実施
社会・理科合同巡検の一環として、2007年9月に苫小牧総合経済高校1年生が苫小牧市博物館(北海道)を訪れた。サイエンス・パートナーシップ・プロジェクトの指定を受けている同校では、2006年度より実習を採り入れ、生徒は現地で社会と理科を学んでいる。(苫小牧民報 2007年9月24日)
札幌市円山動物園はゾウ「花子」の全身骨格標本を製作
札幌市円山動物園(北海道)は、2007年1月に老衰で死んだアジアゾウ「花子」の全身骨格標本を製作し、2008年1月、花子の1周忌に合わせて公開する。ワシントン条約により海外からのゾウの輸入が規制され、現在同園にはゾウが1頭もいない。標本公開の際に開催するシンポジウムなどで、同園にゾウが必要か市民の意見を聞く。(北海道新聞 2007年9月21日)
道南ブロック博物館施設等連絡協議会が研修会を実施、テーマは資料のデジタル化・活用方法
道南ブロック博物館施設等連絡協議会(事務局:知内町郷土資料館内)の2007年度研修会で、資料のデジタル活用の実践的方法や今後の課題に関する講演会が実施された。講師を務めた元図書館のレファレンス担当者は、デジタル化による利点と、新しい人材の育成やノウハウの伝承が不可欠であることを強調した。(函館新聞 2007年9月15日)
アイヌ民族博物館はイタオマチプ(板綴り船)を復元、進水式などを実施
アイヌ民族博物館(北海道白老町)が復元に取り組んできたイタオマチプ(板綴り船)が完成し、チプサンケ(舟降ろしの儀式)と進水式が行われた。アイヌ民族が海漁に使用したイタオマチプは、白老で昭和初期まで利用されていた。同館は、企画展「魚は山で獲る〜シラオイコタンの漁撈文化」を開催中。(室蘭民報 2007年9月15日)
札幌市円山動物園は官学連携による活性化で、モニター会員の携帯電話やPCに動画を配信
北海道経済産業局と札幌市立大は、道立工業試験場等と共同で札幌市円山動物園の活性化に乗り出す。第一弾は2007年秋以降に、オランウータンの動画や音声をモニター会員のパソコンや携帯電話に配信を始める。来園頻度の向上を目指し、成功すれば他の動物の動画配信を検討する。経済局は資金面で支援する。(読売新聞 2007年9月15日)
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